大道芸は基本一人でやります。

一人サイコー！


たまに友達のコラボショーに出させてもらったりしますが、

単発の助っ人、もしくはちょい役という形なので

お互いの思いがぶつかることはありません

「こんな感じでやってね」

「オーケー」

という具合です。

でもコンビ、トリオじゃないとできないこともあるのでいい感じのグループ見てると、いいな～自分もだれかと組んでやりたいな～とか思ったりします。

ただ、お互いの思いがぶつかるときに生じるストレス！

を考えるとやっぱ一人でいいや～ということになるのです。


今日は富山時代の話です。

所属してた事務所のメンバーで「全国ちんどんコンクール」に出る。ということで、ちんどん屋のチームを組んだことがありました。

コンクールの持ち時間は、入り捌けあわせて一組5分くらいだったかな？

全てのチームにあらかじめ別々の宣伝内容が割り振られていて、

（うちのチームは富山県をアピールする）演奏や演出などを3人で考えました。

あーでもないこーでもないと、大道芸の仕事も激減する1月、2月に、事務所の練習場で石油ストーブにあたりながら会議は続きました。

結局、チームに背の低い女性がいたということもあり、そこを生かす演出に行き着き、

『子連れ狼』風にいくか…ということになりました。

演出はこんな感じです→

だいごろうととーちゃんが旅の途中、富山に行きつく。定住できる場所を探していたところ、富山県の住宅販売の営業に会い富山の魅力に引かれる

という寸劇混じりの演出になりました。


富山の中心部、プロレスリングのようなステージが組まれた富山公園の広場で、約3分くらいのちんどんパフォーマンスをやりました。

採点結果は化もなく不可もなくといった感じで予選落ちでしたが、

3人でひとつのパフォーマンスを作り上げる充実感は、楽しくてたまらなかったです。


愛知に帰ったら自分のチームを作ろう！

と思い、ちんどん太鼓とゴロスを製作したほどです。